前回と別のバスバーの際にできた割れの修理です。今回はイタリアン5弦です。
前回と違う部分として表板の陥没とバスバーの下にも割れが入っています。
何度か見ていた楽器ですが陥没がひどくなってきたこともあり開けることになりました。
なるべくダメージが出ないように開けます。
前回と違い今回はバスバーの下に補強を入れるため元々ついていたバスバーを削り取ります。
次に表板の陥没を修正するためまず木枠に固定していきます。
陥没している箇所を両面から少しずつ修正します。
隆起が修正できた後補強のパッチを張ります。
このパッチの上にバスバーが乗ります。
最後にリタッチをして仕上がりです。
陥没していた隆起も戻りました。