ベースに関係ない話です。
数年前までは下鴨というここから車で5分ほどの場所で店をしていました。
店と言ってもマンションの一室でしたので店と言っていいのかどうかという感じでしたが。
ちなみに前の店です。懐かしいです。
楽器が増えてどうにもならなくなり引っ越しを考え、今のところを見つけました。
以前と同じ北大路通り沿いというのと、近隣の大学からも比較的来やすいというのが決め手でした。
生まれも育ちも京都でしたが寺社仏閣ほとんど興味なく育ち、いつの間にかこの年になっていました。
こどもの頃に住んでいた近くには壬生寺があったり、本願寺があったりしたのですが遊び場であって
それ以外の物ではありませんでした。
ところがここ最近戦国時代の小説や本に興味がわき、色々読んでいると、知っている場所が良く出てくるのです。
景色や距離感が浮かび、物語にすっと入っていけます。
現代の小説でも京都が舞台の物は多いのですが、それよりも不思議な親近感が湧いてきます。
一番近いところですと歩いて1,2分のところに大徳寺というお寺があるのですが、こちらもよく出てきます。
千利休の人生に於いてとても重要な事が起こった寺なんですが、恥ずかしながら全く知りませんでした。
それを知ってから歩いたりすると、ほんの少し違って見えてきます。
20代の頃は欧米の物が好きで和の物に興味が全くなかったのですが、ここへ来て
日本古来の文化にも目が向いてきました。
そうなってくると京都はまだまだ見るところがあるんだなと、今更ながら気がつきました。
結局今回何が書きたかったかというと、是非戦国物で面白い本が有れば教えて下さい。ということでした。